宗教家で占い師の細木数子先生が、中国古来の易学や算命学、万象学などをもとに、独自に編み出した(と主張する)占いです。
細木数子先生は「独自に編み出した」と主張していますが、
その内容は四柱推命や算命学・0学占い(御射山宇彦考案)・
天中殺(武田考玄考案)に醜似しています。
なお、本人は、六星占術を(自称)考案した後、
墓石店の久保田家石材商店(現:亘徳)が設立した、
新宗教の大国教会で、宗教学を学び、
その後に『六星占術に、新宗教の大国教会で学んだ「宗教学」を組み込ませた為、現在の六星占術は、宗教色の強い占いに変貌』しました。
六星占術では、その人の生まれ持った運命を
土星、金星、火星、天王星、木星、水星の
6つの運命星に分けて占い、
それぞれの運命星を持った人を土星人、金星人、火星人、天王星人、木星人、水星人と呼びます。
また、ある特別な条件がそろったときに限り、
霊合星人(れいごうせいじん)となります。
霊合星人はそれ単体で独立している運命星ではなく、
例えば「土星人の霊合星人」というように
ほかの6つの運命星と複合するものです。
(生年が空亡に該当する人を指していますが、
概して空亡が方程式に多い人は
その「あってなきが如し」の作用からして
現実からはなれたものに関心を示したり、
またそれで発達したりする傾向があります。
宗教や神秘に凝る意味もあるので
「霊合」という言い方をして、
「空亡」の意に沿うようにしています。
ただ空亡のある人が生日を中心にして
六十甲子の表で最も離れた旬の影響を受けるという設定は妙味があり、命理の近似式とも言える本占術としては優れた名称です。)
それぞれの人の運命星は、
生年月日によって算出された運命数、星数により決定します。
運命星によりその人の占命盤が描かれ、
これをもとに占いが行われます。
四柱推命でいう空亡に特に重点を置いた算命学のひとつの解釈と考えられます。
空亡とは本人の生まれた日の暦上の干支を
六十干支表に当てはめてみて、甲から始まり癸に終わる周期の一組に存在しない地支(空支)またはその地支を持つ干支の年月日時です。
空亡の作用は「位あって禄なし」といわれるように
その干支が本人に及ぼす作用が空虚になることです。
流年が空亡の場合は概して用神(本人にとって必要な天干地支)に剋傷あるので危険になるのであり、空亡だから即危険というものではないと考えられています。
陰陽五行の作用を考慮する方が妥当であるとされています。
『ウィキペディア(Wikipedia)』を参考にしました。